6/29日に行われた春シーズン最終戦である横浜国立大学戦(30分ハーフ)は、38-19でBYBが勝利しました。

前半からBYBの持ち味である低く刺さるタックルが光り、相手に有効なアタックをさせませんでした。そして前半5分、敵陣マイボールスクラムから瀧澤(CTB,4年)がラインブレイクし、その直後のFWのアタックで古河(LO,3年)が抜け出しそのまま先制トライを奪いました。高田(FB,2年)がコンバージョンキックを決め、7-0としました。

(ボールを持つ古河)
さらに前半8分、得意のモールでトライを取り切りコンバージョンも決まり14-0と点差を広げました。しかし前半15分、相手のモールからチャンスを作られそのまま押し込まれてトライを許します。キックも決まり14-7とします。その後、BYBは前半終了間際にゴール前ラインアウトからサインプレーで海老原(HO,3年)がトライを取り、19-7で前半を終えました。

(サインプレーから抜け出した海老原)
後半開始早々、BYBのキックミスから相手にチャンスを与えてしまいラインアウトからモールで押し込まれ、そのままトライを許し、19-12とします。しかし、その直後のマイボールキックオフからチェイスしていた江夏(WTB,4年)がバウンドしたボールに上手く反応し、そのままノーホイッスルトライを決め相手に行きかけた流れを一瞬でBYBサイドに引き戻しました。24-12とまた点差をつけました。

(ミラクルボーイ江夏)
その後はBYBが一方的に攻め続ける展開が続き、後半10分に記野(No8,4年)、後半20分に瀧澤(CTB,4年)が立て続けにトライを奪い点差を広げ38-12としました。試合終了間際にキック処理ミスから相手にトライを許しそのままノーサイド、38-19で春シーズンラストゲームを白星で締めくくりました。

試合全体を通してBYBがアタック・ディフェンス共に相手を上回り、それゆえ勝つべくして勝った試合でした。1対1のコンタクトで相手を圧倒したこと、得意のモールからトライを取り切れたこと、攻めのタックルができたことは大きな収穫でした。一方、実力以上に点差が開かなかった原因として、アタック時のラックへの寄りの遅さ、キック処理、ラインアウトの精度が挙げられます。特に一試合で5回ほどジャッカルされるのは大きな課題であり、許した3トライのうち2トライは自チームのキック処理ミスによるというのも改善されるべき事です。
9月から夏合宿、そして1部リーグでの公式戦が始まります。長所を伸ばしつつ、この試合を通して浮き彫りになった課題を克服し、更なる高みを目指してチーム一同邁進して参ります。引き続き応援よろしくお願いします。
(広報 2年 大竹智武)