vs 明大MRC

vs 明大MRC

33-22でBYBの勝利 (前半12-10 後半21-12)

 KCRFも佳境の第3戦を迎える。相手は1部チームなおかつ日本一を何度も経験しており、長年BYが苦しめられてきた明大MRCである。いかにチャレンジングなプレーができるか、そして4年生が少ない中、3年生がチームを引っ張ることができるかが肝と言える。

 試合は前半早々に自らのミスから先制点を許してしまう。春先と同じような展開になるかと思われた。しかし、冷静なボールさばきを見せるSH藤浪、鋭いステップとスピードが持ち味のFB村井の花園経験コンビのフレッシュなプレーやNO.8鳥飼やPR桑原、LO中村をはじめとする強いFWでのゲインを重ねトライを奪う。その後もオフロードパスを使いながら前進し、最後は外側にいた今日急遽CTBに入っていた上村がトライ。リードを奪う。だが、細かいミスを見逃さないMRCはこちらのノックオンやターンオーバーから得点し、前半はほぼ五分で折り返す。
 後半に入ると、午前中に都内で就職活動を行なっていた安藤を投入。就活中にも関わらず、試合に出続ける主将に引っ張られるようにチームの士気は高まった。さらには、昨年の夏合宿で同じ相手に決勝点をあげたMRキラーことHO梅木も投入。大分上野丘で培った彼の雑草魂が功を奏し、モールから同じく梅木が2トライをあげる。彼が熱烈な応援をしているJ1の大分トリニータと同様絶好調である。後半は点数を取って取られての展開で、リードを許す場面もあったがそのまま勝利。KCRFの全勝を守りきった。この試合では、冷静なプレーで終始試合のテンポを作り出し、コントロールしたSH藤浪がMVPを獲得した。

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