21-31 (前半 14-12 後半 7-19) BYBの敗北
菅平初戦であるこの試合は合宿を勢い付ける意味合いでも非常に重要なものであった。また相手は明大MRC、1部の上位チームであり相手にとって不足はない。BYBとしては夏休みの前練習の成果を見せ、勝利という結果を残したいところであった。
試合は前半最初は自陣深くに食い込まれ、立て続けに攻め込まれるもFWの低いタックルでしぶとく粘り続けた。途中PR桑原のジャッカルなどでターンオーバーに成功するもMRCからペースを取り返すことができず、BKの外展開で先制点を許してしまう。しかし、その後はSH藤浪のハイパントで相手のミスを誘ったところから、FW、BK一体となった攻撃でSO安藤がDFラインをブレイクして先制点を挙げた。その後FWのモールからHO辻が歓喜のバースデートライを決め、逆転に成功した。前半最後タックルエラーから相手にタックルを許してしまうも、前半はリードして終えた。
後半はお互いにメンバーを大きくメンバーを変えたこともあり、前半とは大きく変わった試合展開となった。後半最初にラックサイドでのタックルエラーからトライを許してしまう。その後相手の連続攻撃から立て続けにトライを許してしまう。FWのモールで攻め込み、崩れたところからラックサイドを攻撃しNo.8鳥飼がトライを挙げ点差を詰めた。残り5分、3点差のところから20フェイズ以上の攻撃を続けるも取り切ることができず、最後に駄目押しのトライを許してしまった。
チャレンジャーとして挑んだこの試合であったが、勝つことはできなかったものの非常に収穫の多いものとなった。特に前半のDFで粘れたところなどは大きな成果の一つであろう。一方でチーム始まってからの課題であるメンバーが変わったところの落ち込み方や、トライを許してしまったところのタックルエラーは改善しなければならない。