合同チームに対しては、昨日の点差があったためFWでは主軸を除いたメンバー、BKは3年生以下のメンバーでこの試合に臨んだ。試合序盤は相手キーマンであるSHにFWサイドを突破され、先制点を許してしまう。その後相手のアタック時間が長く続くもののターンオーバーからCTB古屋が反撃のトライ。終盤にはFWのサイドアタックからトライを許し、ラストワンプレーで同点に追いつかれてしまう。しかし、その後のキックオフからディフェンスでプレッシャーをかけると最後はCTB古屋が勝ち越しのトライを奪い、勝利を決定づけた。この試合では、途中PR山路がトライをあげるなど下級生のチャレンジが目立ったが前に出るディフェンスの統一感が見られないシーンが相次いだため、その修正が急務である。
中大BW戦に対しては、昨日引き分けで終わったため秋シーズン想定される現時点でのベストメンバーで挑むこととなった。試合は序盤からBYが前に出るディフェンスから流れを掴む。ターンオーバーからBK展開をし、最後はSO安藤が抜け出しトライ。キャプテン自らがトライを決め、チームに勢いを与える。相手6番に抜け出され、トライを許す場面もあったが相手に流れを渡すことはなく、6トライの猛攻でそのまま勝利。圧倒の一言であった。この試合では、合宿の最終戦ということもあって全体のまとまりが現れ完成度の高い試合ができたと言えるだろう。
この2試合で優勝という結果を全員で勝ち取れたことはチームとして大きなことである。一方でチーム内での選手層の薄さなど課題も見えた。秋シーズンにこれから入っていくことになるが、今回の夏合宿の課題を一つでも解消できるように精進していきたい。