9/28に行われたクラブ選手権1部第2戦、対MRCは12-47で敗北しました。

BYBはDFラインを揃えることを試合の目標の一つとしていましたが前半1分、キックカウンターからそのままトライを許しいきなり先制点を許します(0-7)。前半10分には、相手に外までボールを回されDFがうまく機能せず、そのまま上手く繋がれ追加点を取られます(0-12)。BYBは何度もチャンスが巡ってきましたが、決定力に欠け決め切ることができずに苦しい展開が続きました。

前半20分には自陣に攻め込まれながらも、大竹(FL兼広報,2年)が相手の一瞬の隙をついたタックルで相手アタックを完封しそのまま高木(CTB,4年)がジャッカルに成功、というBYBらしい理想のDFがありました。そこからは流れが変わり敵陣で攻め続ける時間が続きましたが、昨年王者のDFは固くトライを取れずにターンオーバーを許します。前半24分、BYBのキック処理ミスから相手にボールを奪われそのままトライを取られます(0-19)。

その後も相手に有利なようにプレーさせてしまい前半29分、36分にもトライされ0-33という屈辱的なスコアで折り返します。前半はFWの得意なモールであまりゲインできず、加えてスクラムでペナルティを取られるなど普段の強みを出せずに終わりました。BKsも相手の固いDFにより封じ込まれました。

(相手を吹き飛ばす岡村(PR,2年))
後半はBYBの粘り強いDFにより拮抗した展開が続き、惜しいアタックもいくつかありました。しかし後半15分、自陣でBKsのハンドリングミスにより相手にスティールされそのままトライされます(0-40)。いい流れだったのでこういうトライは非常に勿体無かったです。3分後に、DFミスから再びラインブレイクされダメ押しのトライを許し0-47とします。後半の2本ともBYBが相手に献上する形で許した要らないトライでした。

(モールでファーストトライを取った瞬間)
その後は立て直しBYBが有利に進めます。後半26分、キック後のBYB DFの素晴らしいプレッシャーにより相手からペナルティを奪い、その後のラインアウトモールで初トライを取ります(5-47)。さらに後半32分、ハーフライン辺りのラインアウトから瀧澤(FB,4年)がボールをもらうと、そのままラインブレイクしDFを振り切り意地のトライを奪いました(12-47)。その後は完全にBYBのペースで試合を進めましたがそのままノーサイドとなりました。

(ラインブレイクしトライ寸前の瀧澤)
後半のスコアは12-14です。大した実力差はありません。前回のくるみ戦同様、入りが悪すぎるということです。それは相手に流れを与え、自分たちをただ苦しくし、勝ちから遠のく最短の道なのです。アタックスキルに関しては相手の方がまさっていましたが、それを補うほどのDFスキルがBYBにはありました。そのためこの敗北は勿体無いものです。
次戦からはもう負けられません。この2試合で露わになった反省点を修正し、今後の試合で同じ失敗をしないようBYB一同邁進して参ります。引き続き応援よろしくお願いします。