85-7 (前半40-7 後半45-0) BYBの勝利
秋シーズン初戦となるbw戦、初戦を勝利で収めると収めないではシーズンの結果に雲泥の差がこれまで現れてきたことからこの試合の勝利は至上命令でもあった。
試合は序盤からbyの攻撃が止まらない。前半1分、CTB古屋が縦を突破、そのまま同じくCTB水石につながり先制のトライ。その後、独特の蠱惑的なステップを見せるFB村井擁するBK陣やPR鳥飼をはじめとする力強い突破やモールを武器とする剛健なFW陣が一体となり躍動する。前半10分には見るものを魅了する我らがキャプテンのSO安藤、24分にはPR桑原がトライを奪う。最終的に前半だけで6トライを獲得、大きくリードして折り返す。
後半に入ると来期を見据えて大きくメンバーを変更する。それでも相手の隙を見逃さないBYはトライを奪い続ける。後半10分にはBYの元気玉ことLO細田、18分には大きなスペースを駆け抜けることが得意プレーだと語るWTB古澤がトライ。来年チームを引っ張るべき3年生が得点を奪った。攻め込まれる場面を散見されたが危なげなく守り、終わってみれば7トライの猛攻で秋の初戦をものにした。
この試合では、控え選手も全員が出場し経験値をチーム全体で高められたことが大きな成果と言える。ただ、ラインアウトの精度やBKのサインプレーの精度など細かいところを見れば、修正点は残った。1戦1戦修正を繰り返しながら、この後4戦も圧倒していきたいところである。
